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J-GLOBAL ID：200902289084212158   整理番号：09A0990574

変形する物体・弾性翼まわりの流れ モーフィングに関する動向

著者 (1件)： 玉山雅人 (宇宙航空研究開発機構)
資料名： ながれ  (日本流体力学会誌)
巻： 28  号： 4  ページ： 277-284  発行年： 2009年08月25日 
JST資料番号： Y0082A  ISSN： 0286-3154  CODEN： NRRGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： モーフィング(morphing)に関する米欧並びに我が国での研究開発状況を,ここ10年程度の期間を中心に,大規模なプロジェクトから大学の研究活動まで含めて,幅広く紹介した。このモーフィングという言葉の意味は語源的には「形を変える」ということであり,広義に形を変える航空機をすべてモーフィングに分類すると広範囲に及ぶが,ここでは「翼の形状を連続的に変形させる」という意味に捉えることにする。航空輸送の輸送はますます盛んになり,その高度化が求められる状況で,スマート材料やスマート構造を活用したモーフィング技術はますます重要になると思われる。当面はこれらの新しい材料やアクチュエータ開発が中心になっていくであろう。

シソーラス用語： 可変翼 ,  技術開発 ,  *技術展望 ,  航空機 ,  飛行制御 ,  風洞試験 ,  材料 ,  *スマート構造 ,  揚力 ,  空力特性 ,  アクチュエータ ,  *モーフィング翼
準シソーラス用語： スマート材料

分類 (1件)： 飛しょう体の設計・構造  (QK04010H)

引用文献 (35件)：

• 松下洸. 鳥のような飛行を目指して-航空新100年へ向けた空力弾性の新たな挑戦-. 日本機械学会流体工学部門ニューズレター流れ. 2003, 12月号
• THILL, C. Morphing skins. The Aeronautical J. 2008, 112, 1129, 117-139
• 財団法人機械システム振興協会. 航空機等輸送系機械システム用革新アクチュエータシステムに関する調査研究報告書. 2007
• WLEZIEN, R. W. The Aircraft Morphing Program. 1998
• MCGOWAN, A. R. Recent Results from NASA's Morphing Project. SPIE. 2002, 4698, 97-111

タイトルに関連する用語 (7件)： 物体 ,  弾性 ,  翼 ,  まわり ,  流れ ,  モーフィング ,  動向