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J-GLOBAL ID:200902251799703208   整理番号:09A1274783

バイオマスの酵素的糖化熱量測定

A calorimetric assay for enzymatic saccharification of biomass
著者 (7件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 141-146  発行年: 2010年02月05日 
JST資料番号: A0989B  ISSN: 0141-0229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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セルロース分解性酵素の測定およびスクリーニングの方法論の選択の限定性は,バイオマス研究での制限となり始めている。本稿では,この目的のために等温熱量測定の可能性を検証した。この技術で主に観察可能であるもの(ワットでの熱流)は加水分解の速度に対応し,また他のアプローチとは異なり,それは加水分解速度の連続的な状況を提供する。精製セルロース基質および希釈酸前処理トウモロコシ茎葉(PCS)に対する標準的酵素カクテルの活性が,異なるタイプの熱量計で容易に検出され,熱量信号は確立された解析技術で測定した酵素活性に対応することを見いだした。そのため,熱流は複雑なバイオマスにおいても加水分解速度の検証された測定を提供すると結論した。加水分解プロセスは発熱性であることを一致して見いだしたが,可溶性糖のモルあたりで放出される熱の量は,異なるタイプの基質の変化を生んだ。この変動はおそらく,グリコシド結合の加水分解と共役したプロセス(例えば,結晶性基質の分解または固体マトリックスでの物理的遷移)からの熱寄与を反映する。そのため,手法の絶対反応速度の熱量決定は,各新規基質について他の手法に対する初期補正を必要とする。しかし,手法の主要な可能性は,加水分解速度の相対変化のリアルタイム測定である。本アプローチは,異なる開始条件,および加水分解の異なる段階での反応検体に対する酵素,基質,プロモータまたは阻害剤の滴定の両者に使用されるかもしれない。これらの実験は,技術的に直感的であり,他の技術に対して別個の補正を必要とせず,セルラーゼの調節および機能機構の研究に有用なようである。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素の応用関連  ,  農業廃棄物の利用 
タイトルに関連する用語 (3件):
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