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J-GLOBAL ID:200902252274340810   整理番号:08A0631445

長大鋼箱桁橋の力学的挙動に対する中間ダイアフラムの役割

ROLE OF INTERMEDIATE DIAPHRAGMS IN STRUCTURAL BEHAVIOR OF LONG SPAN BOX GIRDER BRIDGES
著者 (4件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 460-473 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: U0102A  ISSN: 1880-6023  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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箱桁橋梁には,断面形状を保持し断面変形に伴うそり応力等の抑制に中間ダイアフラムが必要になる.しかし,現行の設計ガイドライン(鋼道路橋設計便覧)では,算定式導出時の仮定に起因して,ダイア間隔が狭い場合に必要剛度が非常に大きくなり不経済となる等の問題があると指摘されている.本研究では,FEMベース設計を念頭におき中間ダイアフラムの設計の合理化を目的に,ダイア間隔,剛度,水平曲率をパラメータとして長スパン・大断面鋼箱桁橋梁をシェルFEM解析により検討した.その結果,相関剛比0.02程度の補剛材があればダイア間隔が増大してもそり応力は上昇せず,設計便覧の必要相関剛比20に従う必要はないこと,曲線桁では曲線半径Rの減少とともに設計式の精度が低下し,R≦100mでは差異が顕著になること等を明らかとした.(著者抄録)
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分類 (1件):
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桁橋,トラス橋,アーチ橋 
引用文献 (31件):
  • 1) 日本道路協会:鋼道路橋設計便覧,丸善,1980.8
  • 2) 日本道路協会:鋼橋の疲労,丸善,1997.
  • 3) Vlasov, V.Z. (奥村敏恵等訳):薄肉弾性ばりの理論,技報堂,1967.
  • 4) 小西一郎,小松定夫:薄肉曲線桁の基礎理論,土木学会論文集,No.87, pp.35-46, 1962.11
  • 5) 小西一郎,小松定夫:単純支持曲線桁橋の立体的解析,土木学会論文集,No.90, pp.11-26, 1963.2
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