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J-GLOBAL ID:200902252353300157   整理番号:08A0360142

反強磁性スピン秩序化したBi2CuO4の電子構造

Electronic structure of Bi2CuO4 with antiferromagnetic spin ordering
著者 (5件):
資料名:
巻: 116  号: 1352  ページ: 589-592 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: F0382A  ISSN: 1882-0743  CODEN: JCSJEW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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反強磁性Bi2CuO4の電子構造を,d-電子間のオンサイトCoulomb相互作用(GGA+U)を考慮した一般化傾斜近似により計算した。GGA+U計算は,非磁性,強磁性及び反強磁性相の中で反強磁性相が最も安定していることを明確に示した。Uパラメータ(7.48eV)とJパラメータ(0.95eV)を用い,Bi2CuO4のバンドギャップエネルギーは約2.4eVと計算され,実験値と同等であった。価電子バンド最大は近似的にX-点に位置し,伝導バンド最小はΓ-点に位置した。これは,反強磁性Bi2CuO4は間接エネルギーギャップであることを意味した。Bi2CuO4の総状態密度の計算は実験的にX線光電子と電子エネルギー損失分光法から求めた状態密度とよく一致した。また,状態分析の部分密度から,価電子バンドの頂上は主にO 2p軌道によって形成され,一方,低伝導バンドは主にCu 3dx2-y2から成ることが見出された。Cuサイトの磁気モーメントは0.72μBと計算され,実験と近い値であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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セラミック・磁器の性質  ,  酸化物結晶の磁性 
タイトルに関連する用語 (3件):
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