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J-GLOBAL ID：200902252376475183   整理番号：08A0675732

鍋から溶出するアルミニウムイオンの検出-ナスの色素の利用-

Detection of aluminium ion eluted from the pan-Using pigment of eggplant-

著者 (2件)： 飯盛和代 (佐賀短大) ,  田中知恵 (佐賀短大)
資料名： 日本食生活学会誌  (Journal for the Integrated Study of Dietary Habits)
巻： 19  号： 1  ページ： 50-54  発行年： 2008年06月30日 
JST資料番号： L3330A  ISSN： 1346-9770  CODEN： NSGIFO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ナスを電子レンジで加熱し,皮を剥き,皮を冷凍した。皮の熱水抽出液を色素液として使用した。この色素液はアルミ鍋から溶出するアルミニウムイオンと反応し,錯体を形成し,青紫に発色し,580nmに極大吸収を示した。鉄イオンとも反応し,錯体を形成するが,その極大吸収波長は600nmであった。鍋から溶出するアルミニウムイオンの検出にナスの皮を利用できることが分かった。

シソーラス用語： ナス ,  果皮 ,  *アルミニウム ,  イオン ,  錯体生成 ,  抽出液 ,  熱水 ,  *植物色素 ,  *検出 ,  調理器具 ,  溶出
準シソーラス用語： 錯体形成

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  日用品・雑貨工業一般  (ZB01000J)

引用文献 (17件)：

• 1) 鈴木継美, 和田攻編 : ミネラル・微量元素の栄養学, 第一出版, 東京, p. 217 (1994)
• 2) 横山正實 : 調理の化学, 三共出版, 東京, p. 145 (1970)
• 3) 後藤たへ : 栄養と食糧, 6, 2, 18-25 (1954)
• 4) 後藤たへ : 栄養と食糧, 6, 4, 41-43 (1954)
• 5) 飯盛喜代春, 飯盛和代 : 2-ピリジンカルバルデヒド-2'-オキシアニル誘導体による銅の吸光光度定量, 日本化学会誌 88, 12, 1292-1295 (1967)

タイトルに関連する用語 (5件)： 鍋 ,  溶出 ,  アルミニウムイオン ,  ナス ,  色素