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J-GLOBAL ID:200902252530551513   整理番号:08A0413794

瀬戸内海最古の貝塚-豊島礼田崎貝塚の再評価-

著者 (4件):
資料名:
号: 14  ページ: 69-76  発行年: 2007年12月 
JST資料番号: L2108A  ISSN: 1340-3834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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豊島の礼田崎貝塚のデータを,瀬戸内海での出現期貝塚と考えられてきた牛窓湾の黒島貝塚と黄島貝塚などのデータと比較検討した。礼田崎貝塚の土器は山形押型文土器が主体で,黒島・黄島貝塚で産する黄島式土器はない。貝殻組成は,礼田崎貝塚はヤマトシジミがほぼ100%だが,黄島・黒島貝塚はハイガイとヤマトシジミが混在し,その比率は地点により異なる。ヤマトシジミ主体からハイガイ主体という時間的推移,つまり,汽水域から干潟への変遷を示す可能性が高い。3貝塚の15個の貝殻の14C年代測定値を海洋リザーバー効果を考慮して,年代較正した。礼田島貝塚のヤマトシジミは8200~7800cal BPに,黒島・黄島貝塚のハイガイは7800~7700cal BPにまとまる。土器編年・貝種組成・14C年代値から,礼田崎貝塚は黄島・黒島貝塚より古く,瀬戸内海における最古段階の貝塚に位置づけることができる。
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分類 (2件):
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第四紀  ,  その他の同位体年代測定 
引用文献 (25件):
  • Crane, H. R. and Griffin, J. B.(1958). University of Michigan Radiocarbon Dates III. Science, 128: 1117-1123.
  • 江坂輝弥 (1954) 海岸線の進退から見た日本の新石器時代. 科学朝日, 14: 75-80.
  • 井関弘太郎 (1957) 縄文早期ごろの海面とその相対的変化. 名古屋大学文学部研究論集, XVII史学, 6: 145-163.
  • 井関弘太郎 (1978) 日本における海水準変動研究の展望, 地理学評論, 51-2: 188-196.
  • 河瀬正利 (1998) 瀬戸内海北岸部の縄文低地性遺跡と海水準変化, 列島の考古学--渡辺誠先生還暦記念論集--(渡辺誠先生還暦記念論集刊行会編): 595-602.
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