文献
J-GLOBAL ID:200902253008383607   整理番号:09A0054623

小笠原諸島のクロアシアホウドリDiomedea nigripesの遺伝学的特性と種の集団統計学史と集団構造との関連性

Genetic characteristics of the Black-footed Albatross Diomedea nigripes on the Bonin Islands and their implications for the species’ demographic history and population structure
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 109-116  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: L4620A  ISSN: 1347-0558  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
クロアシアホウドリDiomedea nigripesは北太平洋に固有の絶滅危惧海鳥である。ハワイ諸島の3つ,日本の伊豆鳥島のクロアシアホウドリの遺伝学的構造を,以前ミトコンドリアのチトクロームb領域を用いて研究した。ハワイと日本の繁殖群は遺伝学的に異なり,伊豆鳥島の鳥群の遺伝学的多様性はハワイ諸島の鳥群のそれよりも低い。著者等は,20世紀に亘って比較的安定集団が存続している,小笠原諸島の50羽のクロアシアホウドリを解析した。チトクロームb領域配列において小笠原諸島のアホウドリは伊豆鳥島のそれとは有意差はないが,それらはより高い遺伝学的多様性を示した(ハワイコロニーと同程度の高さ)。統計学的倹約ネットワークは2つの分岐群,1つは主に北太平洋西部コロニーで他は主に北太平洋東部コロニーを明らかにした。全体のネットワークはダンベル型系統学を見せ,両集団における最近の集団拡大を示唆したが,北太平洋西部の集団繁殖は,北太平洋東部のサイズの約5%に過ぎなかった。著者等の結果は小笠原諸島とハワイ諸島のクロアシアホウドリは遺伝学的に異なるが,保護と管理目的のためには同等な自然生物学的単位であることを示唆する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
個体群生態学 
引用文献 (40件):
もっと見る

前のページに戻る