文献

J-GLOBAL ID：200902253167739277   整理番号：08A0456171

2-ナフトールの酸化カップリングのためのキラル二核バナジウム(v)触媒

Chiral dinuclear vanadium(V) catalysts for oxidative coupling of 2-naphthols

著者 (8件)： TAKIZAWA Shinobu (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KATAYAMA Tomomi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KAMEYAMA Chiaki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  ONITSUKA Kiyotaka (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SUZUKI Takeyuki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  YANAGIDA Takeshi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KAWAI Tomoji (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SASAI Hiroaki (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
号： 15  ページ： 1810-1812  発行年： 2008年04月21日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現在までに報告されているキラルバナジウム触媒は活性が低く,2-15日の反応時間を必要とする。高いエナンチオ活性を持つバナジウム錯体の開発は重要な課題である。本研究では,2-ナフトールの酸化カップリング反応に高い活性を持つキラル複核バナジウム(v)触媒を合成した。HRMS-FAB,FT-IR及びESRスペクトルの分析の結果,合成した化合物は常磁性バナジウム(v)錯体であることが分かった。合成したキラル複核バナジウム(v)触媒の構造と触媒活性との関係を議論した。

シソーラス用語： *バナジウム錯体 ,  *二核錯体 ,  *酸化的カップリング ,  *光学異性 ,  バナジウム触媒 ,  触媒活性 ,  エナンチオマ ,  FABスペクトル ,  ESR【磁気共鳴】 ,  常磁性 ,  オキソ錯体 ,  アクア錯体 ,  ヒドロキソ錯体 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物

分類 (2件)： 第4族,第5族元素の錯体  (CE01070U) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (3件)： 2-ナフトール ,  2,2′-ジヒドロキシ-3,3′-ビス[[[(S)-1-カルボキシ-2,2-ジメチルプロピル]イミノ]メチル]-1,1′-ビナフタレン ,  2,2′-ジヒドロキシ-3,3′-ビス[[[(S)-1-カルボキシ-2,2-ジメチルプロピル]イミノ]メチル]-5,5′,6,6′,7,7′,8,8′-オクタヒドロ-1,1′-ビナフタレン

タイトルに関連する用語 (6件)： ナフトール ,  酸化カップリング ,  キラル ,  核 ,  バナジウム ,  触媒