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J-GLOBAL ID：200902253313516730   整理番号：09A0409303

熟期,品種および切断長の異なるイネホールクロップサイレージを給与したウシの栄養素の利用性,第一胃内発酵および咀嚼時間

著者 (11件)： 樋口浩二 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  田鎖直澄 (農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究セ) ,  野中最子 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  田島清 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  藪元悠介 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  都丸友久 (群馬県畜試) ,  大谷文博 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  小林洋介 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  石川哲也 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ) ,  栗原光規 (農業生物資源研) ,  永西修 (農業技術研究機構 畜産草地研)
資料名： 農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所研究報告  (Bulletin of NARO Institute of Livestock and Grassland Science)
号： 9  ページ： 1-14  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： G0830B  ISSN： 1347-0825  CODEN： CSKKCS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水稲の飼料化研究は,飼料自給率向上と水田機能保持の課題に応えうる成果が期待できることから,多くの取り組みを行っている。近年は,水稲をホールクロップサイレージとしてウシへの給与を目的とした多収穫性の飼料用イネ専用品種の開発,ロールベールラップサイレージとする収穫調製体系,TMR中の輸入乾草をイネホールクロップサイレージと代替して搾乳牛へ給与する技術の検討をしている。しかし,飼料設計時のイネホールクロップサイレージの可消化栄養分総量(TDN),代謝エネルギー価(ME価)の栄養価や,咀嚼時間といった物理性を示す飼料特性についてのウシでの検討報告は限られ,更に同時にルーメン液性状の検討報告はない。またウシとヤギ,ヒツジとでは飼料の利用性が必ずしも同程度ない。本研究では,熟期,品種,収穫時切断長の異なる飼料専用イネの発酵品質,ウシでの栄養価,粗飼料価指数及び第一胃内発酵について比較検討した。

シソーラス用語： *品種 ,  *イネ ,  *ホールクロップサイレージ ,  *ウシ ,  *栄養素 ,  使用性 ,  瘤胃 ,  発酵 ,  咀嚼 ,  水稲 ,  飼料 ,  サイレージ ,  TMR【飼料】 ,  搾乳 ,  栄養価 ,  胃液 ,  ヤギ ,  ヒツジ
準シソーラス用語： *イネホールクロップサイレージ ,  利用性 ,  第一胃 ,  ロールベールラップサイレージ ,  ルーメン液

分類 (5件)： 牛  (FD02020Y) ,  粗飼料  (FD07020H) ,  飼料一般  (FD07010W) ,  作物栽培一般  (FC03010R) ,  稲作  (FC03020C)

引用文献 (38件)：

• 阿部 亮 (1988). 炭水化物成分を中心とした飼料分析法とその飼料栄養評価法への応用, 畜産試験場研究資料, 第2号.
• 永西 修・四十万谷吉郎 (1998). 稲ホールクロップサイレージの発酵特性, 日本草地学会誌, 44(2), 179-181.
• 永西 修・四十万谷吉郎 (1998). 雄性不稔稲の生育時期別・部位別化学成分とサイレージの栄養価, 日本草地学会誌, 44(3), 260-265.
• 深川 聡・井上昭芳・吉田 香・小村洋美・石井康之・佐藤健次 (2007). 飼料イネサイレージにおけるin vitro乾物消化率および穂重割合からのTDN含量の推定, 日本草地学会誌, 53(1), 16-22.
• 春原嘉弘・飯田修一・前田英郎・松下 景・根本 博・石井卓朗・吉田泰二・中川宣興・坂井 真・星野孝文・岡本正弘・篠田治躬 (2003), 飼料用水稲新品種「クサノホシ」の育成, 近畿中国四国農業研究センター研究報告, 2, 99-113.

タイトルに関連する用語 (10件)： 品種 ,  切断長 ,  イネホールクロップサイレージ ,  給与 ,  ウシ ,  栄養素 ,  利用性 ,  第一胃 ,  発酵 ,  咀嚼時間