文献

J-GLOBAL ID：200902253318448873   整理番号：09A1086841

全腸管外栄養と薬物投与を受けている患者のフェニルケトン尿症の尿中代謝プロファイル

Urinary metabolic profile of phenylketonuria in patients receiving total parenteral nutrition and medication

著者 (11件)： KUHARA Tomiko (Kanazawa Medical Univ., Ishikawa, JPN) ,  OHSE Morimasa (Kanazawa Medical Univ., Ishikawa, JPN) ,  INOUE Yoshito (Kanazawa Medical Univ., Ishikawa, JPN) ,  SHINKA Toshihiro (Kanazawa Medical Univ., Ishikawa, JPN) ,  OKANO Yoshiyuki (Osaka City Univ. School of Medicine, Osaka, JPN) ,  SHINTAKU Haruo (Osaka City Univ. School of Medicine, Osaka, JPN) ,  HONGOU Kazuhisa (Toyama Medical and Pharmaceutical Univ., Toyama, JPN) ,  MIYAWAKI Toshio (Toyama Medical and Pharmaceutical Univ., Toyama, JPN) ,  MORINOBU Wakaba (Osaka Medical Coll., Osaka, JPN) ,  TAMAI Hirosi (Osaka Medical Coll., Osaka, JPN) ,  OMURA Kenji (Kanazawa Univ. School of Medicine, Kanazawa, JPN)
資料名： Rapid Communications in Mass Spectrometry  (Rapid Communications in Mass Spectrometry)
巻： 23  号： 19  ページ： 3167-3172  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： T0695A  ISSN： 0951-4198  CODEN： RCMSEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 全腸管外栄養(TPN)を受けている二人の患者について,尿中アミノ酸と有機酸を含む200種の分析物について分析を行った。尿についてウレアーゼ処理後,脱蛋白を行い,内部標準法のために部分安定同位体希釈を行い,トリメチルシリル化を行った後,GC-MSにより分析した。その結果患者は全腸管外栄養(TPN)を受けるとフェニルケトン尿症に特徴的な代謝プロファイルを示し,TPNを受けないと正常なプロファイルを示した。TPNのフェニルアラニンが高いことと,遺伝的影響,メトトレキサートなどの薬剤の複合的影響によると考えられる。これらの結果から1回のGC-MSによる尿中アミノ酸および有機酸の分析により,TPNと薬剤投与を受けている患者の代謝状態を迅速に分析できることがわかった。

シソーラス用語： フェニルケトン尿症 ,  *尿中排泄 ,  *腸管外性栄養法 ,  アミノ酸 ,  有機酸 ,  *GC-MS分析 ,  酵素的分解 ,  *代謝産物 ,  シリル化 ,  同位体希釈分析 ,  内部標準法 ,  検尿 ,  芳香族化合物 ,  第一アミン ,  脂肪族アミン ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  芳香族カルボン酸 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  アミノカルボン酸 ,  第三アミン ,  酵素阻害剤
準シソーラス用語： トリメチルシリル化 ,  薬物投与

分類 (2件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  尿  (EJ09020M)

物質索引 (2件)： フェニルアラニン ,  メトトレキサート

タイトルに関連する用語 (6件)： 腸管外栄養 ,  薬物投与 ,  患者 ,  フェニルケトン尿症 ,  尿 ,  代謝プロファイル