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J-GLOBAL ID:200902253949175860   整理番号:09A0235593

オレイン酸電着水晶振動子の発振周波数特性に基づく味センシング

Taste Sensing Based on Frequency Characteristics of Quartz Resonator with Oleic Acid Film Electrodeposition
著者 (5件):
資料名:
巻: 129  号:ページ: 83-90 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: L3098A  ISSN: 1341-8939  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,水晶振動子微小秤量(QCM)センサを用いて,その表面に電着法で感応膜を形成し,味溶液に対する発振周波数特性から計測,評価手法としての有効性を検討した。なおQCMセンサは水晶振動子の質量変化に基づく発振周波数変化を計測するもので,化学物質の微量検出が可能である。今回,オレイン酸を修飾させた膜電着水晶振動子の発振周波数特性から,基本味溶液の計測・評価の可能性を検討した。その結果,電着法により水晶振動子の金電極表面に感応膜を短時間かつ安定的に成膜でき,その基本味溶液に対する発振周波数特性は試料溶液によって異なるものとなった。さらに,甘味溶液と酸味溶液でヒトの味覚特性との類似性も見出され,膜電着水晶振動子を用いることで味のセンシングが可能と考えられる。
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分類 (2件):
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圧電デバイス  ,  分析機器 
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