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J-GLOBAL ID:200902255050419509   整理番号:09A1196237

フラグメント分子軌道法に基づくプリオン蛋白質の理論研究

Theoretical Study of the Prion Protein Based on the Fragment Molecular Orbital Method
著者 (6件):
資料名:
巻: 30  号: 16  ページ: 2594-2601  発行年: 2009年12月30日 
JST資料番号: C0111B  ISSN: 0192-8651  CODEN: JCCHDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近,著者らはプリオン蛋白質(PrP)の細胞型(PrPC)からスクレイピー型(PrPSc)への変換を効率的に抑制する,GN8と命名された2-ピロリジン-1-イル-N-[4-[4-(2-ピロリジン-1-イル-アセチルアミノ)-ベンジル]-フェニル]-アセトアミドを合理的に薬物設計した。ここで,フラグメント分子軌道(FMO)法に基づく量子力学的計算を行い,プリオン病の潜在的治療薬であるGN8とPrPCの分子間相互作用を調べた。最初に,複合体の相互作用エネルギーに及ぼす基底関数重ね合せ誤差(BSSE)の影響を,釣合補正(CP)法によって検討した。FMO法から得られた相互作用エネルギーのBSSEは,定量的考察に無視できなかった。分子動力学シミュレーションから選ばれた20構造について,構造ゆらぎの影響を調べた。相互作用エネルギーの変動の範囲は,約30kcal/molであった。BSSEを補正した20構造で,PrPとGN8の分子間相互作用を解析した。4アミノ酸残基,N159,Q160,K194,E196,は複合体の架橋構造に重要であった。このような分子間相互作用の情報は,プリオン病の治療のためにGN8化学構造の最適化過程にとって有用である。
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分類 (2件):
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分子構造  ,  分子・遺伝情報処理 
タイトルに関連する用語 (4件):
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