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J-GLOBAL ID:200902255226796495   整理番号:09A0277440

溶媒の誘電率によるキラル識別の制御 誘電率制御分割法の原理と有用性

著者 (2件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 68-69  発行年: 2009年04月01日 
JST資料番号: F0095A  ISSN: 0451-1964  CODEN: KAKYAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ラセミ体の酸や塩基に光学分割剤を作用させてジアステレオマー塩へと導き,再結晶により光学分割する「ジアステレオマー塩形成法」という手法があり,広く用いられてきた。しかし,天然由来の分割剤で一方のエナンチオマーしか入手できない場合に,分割対象の一方のエナンチオマーしか単離できないという不都合があった。ところが最近分割に用いる溶媒の誘電率(ε)を制御することで,一方の絶対配置の分割剤のみを用いて,分割対象の両エナンチオマーのいずれも,それぞれ難溶性塩として光学分割できる方法が提案された。この方法は,誘電率制御分割(dielectrically controlled resolution;DCR)と命名された。α-アミノ-ε-カプロラクタム[(RS)-ACL]を,N-トシル-(S)-フェニルアラニン[(S)-TPA]を用いて光学分割した結果を示した。DCR現象のメカニズムについて述べた。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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反応に及ぼすその他の効果  ,  分子構造と性質の実験的研究 
物質索引 (3件):
物質索引
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