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J-GLOBAL ID：200902255367255862   整理番号：09A1024164

化学工学年鑑2009 5.分離操作 5.1 吸着・イオン交換

著者 (1件)： 大島達也 (宮崎大 工)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 73  号： 10  ページ： 480-481  発行年： 2009年10月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 物質分離の要素技術のひとつとして有力な吸着・イオン交換に関連する研究は,技術の高度化,分離の高精度化を目指した研究や,環境・バイオ・ナノテクノロジーなどの現代的な課題に対応した多様な研究が展開され,毎年,国内/外の学会にて発表されている。第22回日本吸着学会研究発表会では,24件の一般講演,5件の招待講演,および25件のポスター発表がおこなわれた。「ナノ」をキーワードとした研究発表が目立ち,精密に制御された細孔構造・吸着サイトを構築することを目指した取り組みがうかがえる。化石燃料の燃焼によって発生したCO₂の回収技術として,アミン溶液やイオン液体へのCO₂の溶解などが研究されているが,吸着関連ではカルシウム系吸着剤,アミノ化シリカ,各種ゼオライトなどによるCO₂の吸着が検討されている。関連してバイオガスにおけるCH₄とCO₂の分離に関する検討例も多い。

シソーラス用語： 化学工学 ,  定期刊行物 ,  分離 ,  単位操作 ,  *吸着 ,  *イオン交換 ,  環境工学 ,  バイオテクノロジー ,  ナノテクノロジー ,  細孔構造 ,  *吸着剤
準シソーラス用語： 年鑑

分類 (1件)： 吸着,イオン交換  (XD02060I)

引用文献 (39件)：

• AARON, D. Sep. Sci. Technol. 2005, 40, 321-348
• YANG, H. J. Environ. Sci. 2008, 20, 14-27
• BATES, E. D. J. Am. Chem. Soc. 2002, 124, 926-927
• ABANADES, J. C. Environ. Sci. Technol. 2007, 41, 5523-5527
• KNOWLES, G. P. Fuel Proc. Technol. 2005, 86, 1435-1448

タイトルに関連する用語 (4件)： 化学工学 ,  年鑑 ,  吸着 ,  イオン交換