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J-GLOBAL ID:200902255651089921   整理番号:08A0569306

ヒト染色体転座に影響する因子の国際的研究

International study of factors affecting human chromosome translocations
著者 (35件):
資料名:
巻: 652  号:ページ: 112-121  発行年: 2008年04月30日 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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正常,健康なヒトの末梢血リンパ球での染色体転座は年齢と共に増加するが,バックグラウンド転座収率に及ぼす性,人種および喫煙の影響は系統的に検討されていない。さらに,年齢と転座頻度(TF)間の関連性の形状も最終的には決定されていない。北アメリカ,ヨーロッパおよびアジアの16個の研究所からTFに関する現存のデータを収集した。これらのTFは,1933名の間で蛍光in situハイブリダイゼーション全染色体彩色によって末梢血リンパ球で測定したものである。Poisson回帰モデルにおいて,年齢,新生児(臍帯血)から85歳の範囲,はTFと強く関連し,この関連性は,直線性関連性に対し,高齢で有意に上昇曲率を示した(p<0.001)。常喫煙者は,非喫煙者より有意に高いTFを有した(割合比(RR)=1.19,95%信頼区間(CI),1.09-1.30)。また,喫煙はTFに及ぼす年齢の効果を修飾し,非喫煙者に比し常喫煙者間でより急勾配(p<0.001)の年齢関連増加を示した。TFは性で異ならなかった。人種の非依存性効果の解釈は,研究所変動のため困難であった。本研究は現在までプールされたどの努力より大きく,疑わしい年齢とTFの曲線関連性を確認した。ヒトでのTFの以前のプールされた研究で,喫煙の有意な効果は見られなかった。本報のデータは,年齢,性,人種および喫煙状態によるバックグラウンドTFの安定な評価を提供し,60歳以上および喫煙経験者の間での染色体損傷の加速を示唆した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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