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J-GLOBAL ID：200902256016179031   整理番号：09A0308120

鶏糞からの乾燥嫌気的アンモニア-メタン生産

Dry anaerobic ammonia-methane production from chicken manure

著者 (4件)： ABOUELENIEN Fatma (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN) ,  KITAMURA Yoshiaki (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN) ,  NISHIO Naomichi (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN) ,  NAKASHIMADA Yutaka (Hiroshima Univ., Higashi-Hiroshima, JPN)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 82  号： 4  ページ： 757-764  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鶏糞の乾燥嫌気的発酵でのメタン生産を阻害するアンモニア蓄積を解決するため,嫌気的消化によるアンモニア生産の第一段,アンモニア除去の第二段及びメタン生産の第三段から構成した三段階発酵法を開発した。鶏糞の乾燥嫌気的発酵を8日間の回分条件下に好熱性メタン生成細菌接種により行い,温度がアンモニア及びメタン生産に及ぼす影響を調べた。温度はアンモニア生産に影響を持たず,55及び65°Cではメタン生産がほぼ完全に阻害され,35及び45°Cでは高アンモニア蓄積に起因してメタン収率が,8.45及び6.34ml/g-揮発性固形分(VS)と低かった。65°Cでの8日間培養で鶏糞を予備処理し,85°C,pH10での1日間処理で85.5%のアンモニアを除去した。その後,メタン生成スラッジを各種比率で接種し,35及び55°Cで75日間培養したところ,メタン収率は改良されたが,20.4mg/g-VSと低かった。第二除去で74.7%のアンモニアを除去し,55日間培養し,103.5ml/g-VSのメタン収率を達成した。

シソーラス用語： *鶏糞 ,  *アンモニア ,  嫌気的代謝 ,  回分培養 ,  好熱性 ,  メタン発酵 ,  メタン生成細菌 ,  温度依存性 ,  揮発性有機化合物 ,  *代謝阻害 ,  *固体培養 ,  アルカン
準シソーラス用語： *乾燥嫌気的発酵

分類 (3件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  (FK03010P) ,  鶏  (FD03020F)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (4件)： 鶏糞 ,  嫌気 ,  アンモニア ,  メタン