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J-GLOBAL ID:200902256233642343   整理番号:09A0598683

将来型配電系統の電圧分布制御方式における経済制度の検討

A Study of Economical Incentives for Voltage Profile Control Method in Future Distribution Network
著者 (6件):
資料名:
巻: 129  号:ページ: 745-755 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: S0809A  ISSN: 0385-4213  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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分散型電源を大量に含む配電系統では,逆潮流の増加に伴う電圧上昇の発生が懸念されている。一方,交流で発電して連係する分散型電源,ならびにインバータを用いて連系する分散型電源は,力率を制御することで無効電力を供給・吸収できるため,電圧制御への貢献が可能である。したがって,分散型電源の力率制御機能の活用により,追加的な設備投資を行うことなく面的な電圧制御が可能となりうる。筆者らはこれまでに分散型電源の力率制御機能を活用した電圧制御手法を「電圧分布制御方式」として提案し,その実現手法の検討を進めてきた。分散型電源の力率制御機能を活用した電圧分布制御方式の実施により,配電系統の電圧維持能力の向上が期待できる。しかしインバータの力率制御により無効電力を制御する場合,空き容量が十分でなければ分散型電源の有効電力が減少するため,分散型電源所有者には不利益が生じる。そこで本論文では,電圧分布制御方式に協力する需要家に適切なインセンティブが与えられるような経済制度の検討を行った。まず,分散型電源所有者に「系統連系料金」を課す制度を導入した。同費用の回収により得られた資金を,最適化計算に基づいた制御指令に従った需要家へと適切に振り分けることで,全ての需要家に不利益を発生させずに,全体の制御効率を向上できる方式を提案した。同提案方式は1フィーダの簡易モデルを用いた数値計算により,適切に機能することが示された。
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分類 (1件):
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電力工学・電力事業一般 
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