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J-GLOBAL ID：200902256485463026   整理番号：09A0628769

商品価値の気付きにつながる店舗内情報提示の試み

著者 (3件)： 尾川健一 (中央大 大学院理工学研究科) ,  荻野晃大 (京都産大 コンピュータ理工) ,  加藤俊一 (中央大 理工)
資料名： 日本感性工学会論文誌(CD-ROM)  (Transactions of Japan Society of Kansei Engineering (CD-ROM))
巻： 8  号： 3  ページ： 877-883  発行年： 2009年02月28日 
JST資料番号： L7658A  ISSN： 1884-0833  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,商品の生産者はより多くの消費者が価値あると思う商品を作ろうと日々奮闘しているが,消費者は生産者が意図する価値に気づかない問題が起きている。本稿では,商品価値の気付きの定義,現状の消費者への商品価値の気付きの取り組みと課題,及び課題に対するアプローチを報告した。店舗模倣した多数のセンサーを完備したユビキタス空間を用いて人の購買行動を観測/分析し,消費者の購買行動の状況に基づく情報提示のタイミングを検討した。そして,情報提示タイミングの検討により,消費者に対し生産者が意図する商品価値の気付きを検討した。今後は商品情報をコミュニケーションロボットなどのメディアを用いていかに消費者に気付かせるか,及びメディアの働きかけにより消費者が商品価値に気付く仕組みの検討が必要である。

シソーラス用語： *商品 ,  *価値 ,  *小売店 ,  *表示 ,  消費者 ,  消費者行動 ,  購買行動 ,  生産者 ,  情報 ,  情報メディア ,  製品情報
準シソーラス用語： *商品価値 ,  小売店舗 ,  情報提示

分類 (1件)： マーケティング  (KA06020W)

引用文献 (6件)：

• グローバル・マネジメント・インスティチュート: ダイヤモンド社 2005 [新版] MBA マーケティング
• 小野寺健司・今野雄策 博報堂パコ・アンダーヒル研究会: 日本経済新聞出版社 2005 ついこの店で買ってしまう理由
• 小阪裕司: 東洋経済新報社 2007 そうそうこれが欲しかった--感性価値を創るマーケティング--
• 中村昌也: コミュニケーションロボットを利用した気付かせ型情報提示の試み 2007 映像情報メディア研究会
• パコ・アンダーヒル: 早川書房 なぜこの店で買ってしまうのか ショッピングの科学

タイトルに関連する用語 (6件)： 商品 ,  価値 ,  気付き ,  店舗 ,  情報提示 ,  試み