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J-GLOBAL ID:200902256675693761   整理番号:09A0112892

アラビドプシスにおいて鉄スーパーオキシドジスムターゼのヘテロ複合体は酸化ストレスに対して葉緑体の核様体類を防御し葉緑体の発育のために必須である

A Hetrocomplex of Iron Superoxide Dismutases Defends Chloroplast Nucleoids against Oxidative Stress and Is Essential for Chloroplast Development in Arabidopsis.
著者 (11件):
資料名:
巻: 20  号: 11  ページ: 3148-3162  発行年: 2008年11月 
JST資料番号: T0767A  ISSN: 1040-4651  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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正常な生育条件下においては,細胞の活性酸素種(ROS)生成は低いが,ストレス条件下においてはROS生成が高められ,植物においては鉄スーパーオキシドジスムターゼ(FSD;FE SUPEROXIDE DISMUTASE)がROSに対する細胞防御を行っている。Arabidopsis thalianaには三つのFSD(FDS1~3)が存在するが,その葉緑体発育における役割についは知られていない。アラビドプシスのFSD2/3は葉緑体発育の初期に必須の役割を演じているが,細胞質に存在するFSD1は葉緑体発育役割を演じていないことを見いだした。fsd2-1 fsd3-1二重変異体は重度のアルビノ表現型を示したが,fsd2およびfsd3単一ノックアウト変異体類は薄緑色の表現型を示し,二重変異体の幼苗において,葉緑体の発育は停止していた。変異体植物は酸化ストレスに高度に感受性があり,長い暗期間中にROSのレベルを高めた。FSD2/3蛋白質類は葉緑体の核様体中にヘテロ蛋白質複合体を形成し,FSD2/3両遺伝子類を過剰発現するアラビドプシスは,メチルビオロゲンによって誘導される酸化ストレスに対して,野生型植物や単一遺伝子過剰発現植物より耐性が高かった。これらのことから,葉緑体発育の初期にROSから葉緑体の核様体類を保護することによって,FSD2/3ヘテロ複合体がROSのスカベンジャーとして作用していると考えた。
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理  ,  遺伝子発現  ,  生物学的機能  ,  植物に対する影響 

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