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J-GLOBAL ID：200902257211119961   整理番号：08A0495650

クルクミンの広範な神経保護誘導体

A broadly neuroprotective derivative of curcumin

著者 (4件)： LIU Yuanbin (Salk Inst., California, USA) ,  DARGUSCH Richard (Salk Inst., California, USA) ,  MAHER Pamela (Salk Inst., California, USA) ,  SCHUBERT David (Salk Inst., California, USA)
資料名： Journal of Neurochemistry  (Journal of Neurochemistry)
巻： 105  号： 4  ページ： 1336-1345  発行年： 2008年05月 
JST資料番号： B0504B  ISSN： 0022-3042  CODEN： JONRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物性ポリフェノールのクルクミンとステロイド様化合物のシクロヘキシルビスフェノールAを結合したハイブリッド化合物のCNB-001を合成し,その神経保護作用及び薬物動力学を検討した。CNB-001は,神経栄養因子を除去した培養ラット胚大脳皮質ニューロン,BDNFを除去したHT22細胞,グルタミン酸で処置したHT22細胞及び培養マウス胚大脳皮質ニューロン及びグルコースを除去したPC12細胞などの生存率を上昇させた。CNB-001は,細胞内及び細胞外アミロイドによる神経毒性からMC65細胞を保護した。マウスへの経口投与では,CNB-001は急速に吸収され,脳内に移行した。血漿中濃度は2時間後に最高となり,脳内濃度は1時間に最高に達し,6時間後でも相当量のCNB-001が脳内に存在していた。これらの結果から,CNB-001は広い神経保護作用を有し,経口投与で脳内に移行することが確認された。

シソーラス用語： ラット ,  *大脳皮質 ,  ニューロン ,  *保護作用 ,  *薬理作用 ,  培養細胞 ,  初代培養 ,  バイオアッセイ ,  マウス ,  PC12細胞 ,  アミロイド ,  細胞毒性 ,  神経毒性 ,  ジエン ,  フェノール類 ,  フェノールエーテル ,  エノン ,  ジケトン ,  HT22細胞 ,  興奮毒性 ,  MTT法 ,  APP ,  *神経細胞保護作用 ,  ネズミ亜目 ,  *皮質 ,  *終脳 ,  タンパク質 ,  糖タンパク質 ,  動物タンパク質
準シソーラス用語： BDNF ,  MC65細胞 ,  MTTアッセイ ,  アミロイド前駆蛋白質 ,  *神経保護作用

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  その他の中枢神経系作用薬の基礎研究  (GW03120U)

物質索引 (3件)： 4,4′-(1,4-シクロヘキサンジイル)ビスフェノール ,  CNB-001 ,  クルクミン

タイトルに関連する用語 (3件)： クルクミン ,  神経 ,  誘導体