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J-GLOBAL ID:200902257248652406   整理番号:09A0916405

エスパアンテナを用いた秘密鍵共有方式における盗聴耐性の高い鍵生成法

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資料名:
巻: J92-B  号:ページ: 1348-1361  発行年: 2009年09月01日 
JST資料番号: S0622C  ISSN: 1344-4697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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無線通信における盗聴対策として,可変指向性アンテナであるエスパアンテナと電波伝搬路特性を利用した秘密鍵共有システムが提案されている。このシステムでは,正規局間で測定した受信信号強度(RSSI)の履歴から秘密鍵を生成するが,屋内見通し内伝搬環境では,盗聴局と正規局とのRSSI履歴の相関が高くなる配置があり,そのような配置では秘密鍵を推定される危険性があった。本論文では,盗聴局と正規局とのRSSI履歴の相関が高まる原因を明らかにし,それに基づいて,盗聴局とのRSSI履歴の相関を低減する鍵生成法を提案する。また,相関を低減する際に除去されるRSSIを利用した鍵の誤り率推定法を提案する。計算機シミュレーションにより提案方式の評価を行った結果,提案した鍵生成法を用いることで盗聴局とのRSSI履歴の相関を低減でき,盗聴耐性を向上できることを示した。また,提案した誤り率推定法を鍵不一致解消に適用した場合に,誤り率が既知の場合と同等の鍵不一致解消性能が得られることを示した。更に鍵生成レートの上限である秘密鍵容量の下界を求め,提案方式により秘密鍵容量を改善できることを示した。(著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
符号理論  ,  電波伝搬一般  ,  無線通信一般 

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