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J-GLOBAL ID:200902257289630689   整理番号:09A0941606

アクリル系ブロック共重合体/粘着付与剤系の粘着性と粘弾性

Tack and viscoelastic properties of an acrylic block copolymer/tackifier system
著者 (9件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 806-811  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: C0153B  ISSN: 0143-7496  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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感圧接着剤テープにおける粘着付与剤の役割を調べた。この目的のために,ポリメタクリル酸メチルとポリアクリル酸ブチルをベースポリマとするアクリル系ブロック共重合体と粘着付与剤を用いたモデル感圧接着剤を作成した。ポリアクリル酸ブチルオリゴマも希釈剤として用いて,接着性に及ぼす影響を比較した。回転粘着試験機を用いて,広い温度範囲と回転速度範囲で粘着性を測定し,時間-温度重ね合わせ則に従ってマスター曲線を作成した。回転速度を上げると,粘着性は増加し,破壊モードは凝集破壊から界面破壊へと変化した。オリゴマを添加した系よりも,粘着付与剤を添加した系のほうが粘着性は高かった。動的機械分析の結果,高温での弾性率は粘着付与剤とオリゴマの添加によって低下したが,ポリアクリル酸ブチルのガラス転移温度と低温での弾性率は粘着付与剤を添加した場合のみ増加した。動的粘弾性を広い温度範囲と振動数範囲で測定し,マスター曲線も作成した。粘弾性は変形速度の増加にしたがって,粘性体,ゴム状,ガラス状の順に変化した。粘着の値と破壊モードは接着剤の粘弾性に強く依存していることが明らかになった。粘着付与剤とオリゴマのどちらもベースポリマの易動性を向上させるが,ベースポリマの凝集強さを増加させるのは粘着付与剤だけであった。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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接着剤の性質・試験 
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