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J-GLOBAL ID:200902257510463806   整理番号:08A0516665

位置異性体に基づくベンゾフランとベンゾチオフェン環を持つジアリールエテン誘導体のフォトクロミズム性

Photochromic Properties of Diarylethene Derivatives Having Benzofuran and Benzothiophene Rings Based on Regioisomers
著者 (3件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 644-652 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ベンゾチオフェンとベンゾフランを持つフォトクロミックジアリールエテン位置異性体を合成し,X線結晶学で構造を確認した。これらのジアリールエテンのフォトクロミズム性は単結晶相と溶液中で調べた。3-メチルベンゾフラン(FR2)環を持つジアリールエテンは紫外線照射でフォトクロミズムを示す。ビス(3-メチルベンゾフラン)(BFR2)誘導体は閉環異性体の吸収バンドは開環異性体のそれよりもより長かった。ひとつの2-メチルベンゾフラン(FR3)環を持つジアリールエテン誘導体の閉環異性体は高い吸収係数(104dm3mol-1cm-1以上)を示した。二つの反応性炭素原子間の距離が0.42nmにもかかわらず,いくつかのジアリールエテン誘導体は単結晶相ではフォトクロミック反応を示さなかった。一つの2-メチルベンゾフラン(FR3)環を持つジアリールエテン誘導体は単結晶相で効率的にフォトクロミズムを示した。(翻訳著者抄録)
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その他の光学的効果  ,  チオフェン 
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