抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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まず,慶応義塾大学電気自動車研究室が2003年に開発した高性能電気自動車「Eliica」を取りあげ,その特徴である集積台車構造と,3つの主要技術(コンポーネントビルトイン式フレーム,インホイールモータ,タンデムホイールサスペンション)について説明した。次に3章で,Eliicaの技術を応用した超小型電気バスの概念設計について述べた。具体的には,バスのサイズについて検討したことや,それを踏まえて実寸大モックアップの製作を行い,車両の実現可能性について評価したこと-を述べた。また,福祉車両や緊急車両への技術応用についても考察した。さらに,交通結節点における乗り換えの問題を指摘し,その改善例について考察した。その上で,超小型電気バスの普及戦略として「鉄道駅改札付近へのバス乗り入れサービス」を提案するとともに,このサービスに対するアンケート調査の結果を報告した。