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J-GLOBAL ID：200902257566538590   整理番号：08A0183117

石油タンク底板裏面腐食の確率統計的研究 (第一報) (実タンクを対象とした連続面計測データを用いた実験的検討)

Statistical Analysis for Corrosion in Bottom Plates of Oil Storage Tanks (The First Report) The report of the risk analysis for corrosion in bottom plates of oil storage tanks by using continuous thickness measurement data

著者 (6件)： 田村孝市 (旭化成エンジニアリングプラントライフ事業部メンテナンス研究所) ,  芳賀啓之 (旭化成エンジニアリングプラントライフ事業部メンテナンス研究所) ,  辻芳生 (横浜国立大学大学院環境情報学府) ,  橘川重郎 (横浜国立大学 安心・安全の科学研究教育センター) ,  笠井尚哉 (横浜国立大学大学院環境情報研究院) ,  関根和喜 (横浜国立大学大学院環境情報研究院)
資料名： 圧力技術  (Journal of High Pressure Institute of Japan)
巻： 46  号： 1  ページ： 18-25 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： S0913A  ISSN： 0387-0154  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： タンク底部の板厚を超音波で連続して測定する,新開発装置による全面連続板厚計測データを活用し,統計手法の実験的な検証を行った。その結果,以下のことが明らかとなった。1)最大腐食深さはデータ取得間隔が大きいと実最大腐食深さより極めて低い値を示す。2)腐食損傷リスク曲線は腐食振興領域で直線関係が認められる。3)統計的腐食速度CRPは実腐食速度と良好な相関関係がある。4)CRPと実最大腐食速度との相関関係は離散データの間隔やタンクの大きさで変化する。

シソーラス用語： *油タンク ,  用途別板 ,  底面 ,  裏面 ,  板厚 ,  *厚み測定 ,  *超音波応用計測 ,  連続計測 ,  測定データ ,  深さ分析 ,  *腐食 ,  プローブ ,  統計的推定
準シソーラス用語： *底板

分類 (2件)： 腐食  (WB03030B) ,  その他の特殊構造物  (RA05020W)

引用文献 (9件)：

• 危険物保安技術協会. 平成16年危険物施設などの統計資料/容量別屋外タンク貯蔵所の数 (完成検査済証交付施設 : 全国. http://www.khk-syoubou.or.jp
• 橘川重郎. AE法による実タンク底部の稼働中腐食損傷評価. 圧力技術. 2002, 40, 4, 213-221
• 日本高圧力技術協会規格. AE法による石油タンク底部の腐食損傷評価手法に関する技術指針. HPIS G110TR-2005
• 芳賀. 屋外タンク底部診断システム. 配管技術. 2001, 43, 61-66
• 芳賀. 屋外貯蔵タンクの腐食管理. HPI秋期講演会概要集, 2005. 2005, 2005, 34-37

タイトルに関連する用語 (9件)： 石油タンク ,  底板 ,  腐食 ,  確率 ,  統計 ,  研究 ,  タンク ,  計測データ ,  実験