文献
J-GLOBAL ID:200902257623647806   整理番号:08A0309947

3セットの輸送中間体が葉緑体への蛋白質輸入の初期段階で形成される

Three Sets of Translocation Intermediates Are Formed during the Early Stage of Protein Import into Chloroplasts
著者 (2件):
資料名:
巻: 283  号: 12  ページ: 7491-7502  発行年: 2008年03月21日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
葉緑体への蛋白質輸入ではその初期段階に細胞質で合成された前駆体蛋白質から輸送中間体が形成される。その輸送中間体を知るため,葉緑体に輸入されるエンドウのリブロース1,5ビスリン酸カルボキシラーゼの小サブユニットに関して,タグ付きでその前駆蛋白質を発現して輸送中間体内での状態を限定分解により分析した。温度とGTP/ATP加水分解に依存して3種類の異なるサイズの中間体が形成された。ATP加水分解は2段階で起こり,一方が温度依存性だった。外膜の通過は葉緑体でなく細胞質内部のATPに依存することが示された。これらの結果に基づいた作業仮説では,まず外膜のToc複合体に前駆体がGTPにより「エネルギー依存性結合」して第1中間状態になり,次にATPに依存してToc複合体の孔に「挿入」されて第2中間状態になり,さらにATPと温度に依存してToc複合体と内膜のTic複合体の孔を「貫通」する第3中間状態になると考えられた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る