文献

J-GLOBAL ID：200902258219110773   整理番号：09A0650548

リビングカチオン重合 1.リビングカチオン重合の夜明け

Overview of Living Cationic Polymerization. Part 1: The Journey to Living Cationic Polymerization

著者 (2件)： 金岡鍾局 (大阪大 大学院理学研究科) ,  青島貞人 (大阪大 大学院理学研究科)
資料名： 日本ゴム協会誌  (Journal of the Society of Rubber Science and Technology, Japan)
巻： 82  号： 6  ページ： 272-277  発行年： 2009年06月15日 
JST資料番号： G0157A  ISSN： 0029-022X  CODEN： NGOKAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： リビングカチオン重合に関する研究とその経緯について,以下に概説した。1)反応制御(開始反応;カチオン源とLewis酸,選択的二量化;対イオン選択),2)長寿命成長種(スチレン誘導体のヨウ素による重合とその機構,イソブテン及びスチレン誘導体の重合;擬リビング重合),3)リビングカチオン重合(ブレークスルー;ヨウ化水素/ヨウ素開始剤系によるアルキルビニルエーテルの重合及び第三級エステル/塩化ホウ素開始剤系によるイソブテンの極性溶媒重合),4)技術展開(第三成分を組合せた開始剤系による極性基置換ビニルエーテル,スチレン誘導体の重合等がある)。

シソーラス用語： *リビングカチオン重合 ,  Lewis酸 ,  反応機構 ,  反応制御 ,  対イオン ,  二量化 ,  重合開始剤 ,  分子量分布 ,  技術展望 ,  文献展望 ,  ヨウ素 ,  ヨウ化水素 ,  ビニルエーテル ,  エステル ,  塩化ホウ素 ,  アルケン ,  芳香族炭化水素 ,  ビニル化合物 ,  極性溶媒 ,  液相重合
準シソーラス用語： 溶液重合

分類 (1件)： 単独重合  (CG04020S)

物質索引 (2件)： イソブテン ,  スチレン

引用文献 (40件)：

• WILLIAMS, G. J. Chem. Soc. 1938, 246
• STAUDINGER, H. Ber. 1929, 62B, 442
• PLESCH, P. H. Ed. The Chemistry of Cationic Polymerization. 1963
• PEPPER, D. C. Friedel-Crafts and Related Reactions. 1964, 1293
• HIGASHIMURA, T. Kachion Jugo. 1971

タイトルに関連する用語 (1件)： リビングカチオン重合