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J-GLOBAL ID：200902258665845035   整理番号：09A1230464

ビセブロモアミド,海洋産シアノバクテリウムLyngbya sp.由来の強力な細胞毒性ペプチド 単離,立体構造および生物学的活性

Bisebromoamide, a Potent Cytotoxic Peptide from the Marine Cyanobacterium Lyngbya sp.: Isolation, Stereostructure, and Biological Activity

著者 (4件)： TERUYA Toshiaki (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  SASAKI Hiroaki (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  FUKAZAWA Hidesuke (National Inst. of Infectious Diseases, Tokyo, JPN) ,  SUENAGA Kiyotake (Keio Univ., Yokohama, JPN)
資料名： Organic Letters  (Organic Letters)
巻： 11  号： 21  ページ： 5062-5065  発行年： 2009年11月05日 
JST資料番号： W1171A  ISSN： 1523-7060  CODEN： ORLEF7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 海洋産シアノバクテリウムLyngbya sp.から新規細胞毒性ペプチドのビセブロモアミドを単離し,その平面構造を1Dおよび2D NMRにより決定した。その絶対立体構造は化学的分解と続くキラルHPLC解析により決定した。ビセブロモアミドはHeLa細胞に対して0.04μg/mLのIC₅₀値を示し,ほかの39種のヒト腫瘍細胞に対する評価を行い,全ての細胞系にわたってGI₅₀値は40nMだった。またビセブロモアミドは強力なプロテインキナーゼ阻害を示し,NRK細胞におけるPDGF刺激によるERKのホスホリル化を選択的に阻害した。

シソーラス用語： *ユレモ科 ,  藍藻類 ,  細胞毒性 ,  *オリゴペプチド ,  分子構造 ,  絶対配置 ,  タンパク質キナーゼ ,  *酵素阻害 ,  PDGF ,  線維芽細胞 ,  培養細胞 ,  ERK【酵素】 ,  HeLa細胞 ,  *抗腫瘍作用
準シソーラス用語： NRK細胞 ,  シアノバクテリウム ,  プロテインキナーゼ

分類 (3件)： ペプチド  (CF10080G) ,  分子の立体配置・配座  (BH05022J) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (1件)： ビセブロモアミド

タイトルに関連する用語 (9件)： ビセブロモアミド ,  海洋 ,  シアノバクテリウム ,  Lyngbya ,  細胞毒性 ,  ペプチド ,  単離 ,  立体構造 ,  生物学的活性