抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では超音波領域の音が人間の生理に与える影響に関する基礎的な資料を得ることを目的として,実際に収録した渓流の音に含まれる超音波領域の音の影響を脳波(α波)と手掌部発汗の測定から検討した。また,超音波領域の音の音圧レベルを変化させた場合の生理的影響を脳波(α波)の測定から検討した。その結果,α波が増加し手掌部発汗量に減少の傾向が見られた。超音波領域の音の音圧レベルを変えることでα波含有量に違いが見られ,可聴音の音圧レベルに対して超音波領域の音の音圧レベルを70%から84%までの比率に調整した場合に最もα波を増大させることが分かった。また,可聴音の音圧レベルに対して超音波領域の音の音圧レベルが84%以上で手掌部発汗量に増加が見られた。(著者抄録)