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J-GLOBAL ID:200902258877159654   整理番号:09A0587463

沖縄県産野菜の抗酸化能及び抗酸化成分に関する研究

著者 (1件):
資料名:
号:ページ: 1(1),1-29  発行年: 2009年03月31日 
JST資料番号: Y0621B  ISSN: 1882-9481  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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沖縄県産野菜45品目の,1)ポリフェノール含量,分光測定法によるDPPHラジカル消去能やスーパーオキサイドラジカル消去能など抗酸化活性の測定,2)ホソバワダンの抗酸化成分であるポリフェノールの単離と1H-NMR,13C-NMR,MS分光分析によるボリフェノール数種類の同定,3)構造が分かったホソバワダンポリフェノールの各成分の動脈硬化発症要因の1つである低密度リポタンパク質(LDL)に対する抗酸化能の測定,4)ラットにホソバワダン抽出物を投与し,ホソバワダンポリフェノールの血中動態解明,により茎・葉菜類,果菜類の抗酸化能を評価した。その結果,1)沖縄の伝統野菜ニシヨモギ,リュウキュウヨモギ,ホソバワダン,エンサイ,ヤエヤマカズラ,ボタンボウフウ,スイゼンジナ,ウイキョウの8品目は,特に高ポリフェノールで強いDPPH・消去能を有する,2)ホソバワダンの5つの成分はクロロゲン酸(ChgA),カフェー酸(CA),D(+)-チコリ酸(ChA),ルテオリン7-O-β-D-グルコピラノシド(LU-glc),ルテオリン7-O-β-3-D-グルクロニド(LU-gluc)である,3)他の沖縄野菜に含まれるCA誘導体の多くがCAとキナ酸のエステル化合物であるのに対し,ホソバワダンは,CAと酒石酸のエステル化合物ChAを多く含む,5)各ポリフェノールのDPPH・消去能はChA,LU-glc,LU-gluc>CA>ChgAの順で強く,ホソバワダンのDPPH・消去能にはChAとLU-glc,LU-glucが大きく影響している,6)LDL抗酸化能は,LU誘導体やChAはカテキン類と同程度か,やや弱い活性を示し,ホソバワダン中では,量的に多いChAと,量はやや少ないが活性の強いLU-gluc,LU-glcがLDL抗酸化能へ大きく影響する,7)ホソバワダンは強い抗酸化能,LDL抗酸化能を有するポリフェノールを多く含み,動脈硬化予防作用が期待される素材である,ことが分かった。
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分類 (2件):
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野菜とその加工品  ,  食品の化学・栄養価 
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