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J-GLOBAL ID：200902259392718368   整理番号：09A0495261

カーボンナノチューブシートの作製とそれらのビリルビン吸着容量

Fabrication of carbon nanotube sheets and their bilirubin adsorption capacity

著者 (7件)： ANDO K. (Graduate School of Engineering, Yokohama National Univ., 79-5 Tokiwadai, Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, JPN) ,  SHINKE K. (Graduate School of Engineering, Yokohama National Univ., 79-5 Tokiwadai, Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, JPN) ,  YAMADA S. (Graduate School of Engineering, Yokohama National Univ., 79-5 Tokiwadai, Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, JPN) ,  KOYAMA T. (Medicalscience Co., Ltd., 4-11-11 Chojamachi, Nakaku, Yokohama 231-0033, JPN) ,  TAKAI T. (Medicalscience Co., Ltd., 4-11-11 Chojamachi, Nakaku, Yokohama 231-0033, JPN) ,  NAKAJI S. (School of Engineering, Okayama Univ. of Sci., 1-1 Ridaicho, Okayama 700-0005, JPN) ,  OGINO T. (Graduate School of Engineering, Yokohama National Univ., 79-5 Tokiwadai, Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, JPN)
資料名： Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces  (Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces)
巻： 71  号： 2  ページ： 255-259  発行年： 2009年07月01日 
JST資料番号： W0541A  ISSN： 0927-7765  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プラスマフェレーシスのための新しい吸着剤を開発するため,カーボンナノチューブ表面へのビリルビンの吸着について研究した。まず,粉末様カーボンナノチューブについて,温度やビリルビン溶液の初濃度など種々の吸着条件下で調べた。吸着容量は,吸着処理後,可視吸収分光法を用いて測定したビリルビン残存濃度から求めた。ビリルビンに対する吸着容量は,多層カーボンナノチューブ(MWCNT)の方が単層カーボンナノチューブ(SWCNT)より高いことを示した。吸着材の安定性を確保し,CNTが血漿中に漏れるのを防ぐためカーボンナノチューブシートを作製した。堅固なシート形成にはSWCNTがより適しており,足場としてSWCNT,効率的な吸着剤としてMWCNTからなる複合シートを作製した。同様にCNT/ポリアニリン錯体シートも作製した。CNTのビルビリン吸着容量は,それらの大きな表面積とグラファイトに似た表面構造による多環化合物分子の大きな吸着能のため,汎用的な吸着物質の吸着容量よりずっと大きいことが分かった。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *プラスマフェレーシス ,  *カーボンナノチューブ ,  *吸着 ,  *吸着剤 ,  ラクタム ,  ポリエン ,  ビニル化合物 ,  ジカルボン酸

分類 (2件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  血液一般  (EJ03010L)

物質索引 (1件)： ビリルビン

タイトルに関連する用語 (4件)： カーボンナノチューブ ,  作製 ,  ビリルビン ,  吸着容量