文献

J-GLOBAL ID：200902259561542002   整理番号：08A0889277

アルミニウム合金(JIS A7N01)のフレッティング疲労強度に及ぼす固体潤滑被膜の影響

Effect of Solid Lubricant Film on Fretting Fatigue Strength of Aluminum Alloy (JIS A7N01)

著者 (6件)： 水谷淳之介 (富山商船高専) ,  西田友久 (沼津工高専) ,  武藤睦治 (長岡技科大 工) ,  川邑正広 (川邑研) ,  今岡亮 (ヤマハ発動機) ,  佐藤公彦 (吉田高)
資料名： 日本機械学会論文集 A編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A)
巻： 74  号： 744  ページ： 1126-1133  発行年： 2008年08月25日 
JST資料番号： F0227B  ISSN： 0387-5008  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アルミニウム合金(JIS A7N01-T6)と自動車構造用熱間圧延鋼板(JIS SAPH440)の組合せの場合のフレッティング疲労強度改善のため,固体潤滑被膜を鋼接触片に施し,アルミニウム合金のフレッティング疲労挙動を調べた。また,アルミニウム合金表面へアルマイト処理を施した場合のフレッティング疲労挙動も同時に調べ,比較した。往復摺動摩耗試験よりグラファイト含有固体潤滑剤被膜が摩擦係数と耐久性の点で最も優れており,これを接触片に施した場合のフレッティング疲労強度は,潤滑被膜が接触端部で損傷しないようR部を設けることで,フレッティング接触のない通常疲労の場合に匹敵する強度までに改善することができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  *フレッチング疲れ ,  自動車用鋼 ,  熱延鋼板 ,  摩耗試験 ,  潤滑膜 ,  往復運動 ,  硫化モリブデン ,  酸化アンチモン ,  ポリアミドイミド ,  *固体潤滑剤 ,  保護膜 ,  摩擦係数 ,  グラファイト

分類 (2件)： 金属材料  (HC05020S) ,  潤滑一般  (QB02010S)

引用文献 (15件)：

• The Japan Society of Mechanical Engineers ed. JSME Standard : Standard Method of Fretting Fatigue Testing. JSME S 015. 2002, 23
• FENNER, A. J. Revue Met. 1958, 55, 475
• WATERHOUSE, R. B. Fretting Fatigue. Int. Materials Reviews. 1992, 37, 2, 77-79
• HOEPPNER, D. W. Mechanisms of Fretting Fatigue, Fretting Fatigue. 1994, 3
• MUTOH, Y. Mechanisms of Fretting Fatigue. JSME International Journal, Series A. 1995, 38, 4, 405-415

タイトルに関連する用語 (7件)： アルミニウム合金 ,  JIS ,  A7N01 ,  フレッティング ,  疲労強度 ,  固体 ,  潤滑被膜