抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
会話の背後にある参加者の関係性やダイナミックスに着目し,コンピュータグラフィックス(CG)を用いてそれらを可視化するTableTalkPlus(TTP)概念を提案し,実装した。TTPは三人の自由会話を想定したシステムであり,マイクロホン,マイクロホン制御用パーソナルコンピュータに接続するミクサ,投影機,スクリーンとしてのテーブルから成る。会話の場を支える情報やダイナミックスを可視化するソフトウェアも設計した。実験を行い,話し手と聞き手との関係の中で揺れ動くTTPのクリーチャの動きが会話参加者の発話行動を制約し,方向付けるようなアーチファクトとして機能することを示した。最後に,TTPの社会的媒介者としての応用可能性や会話研究への応用可能性を考察した。