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J-GLOBAL ID：200902260195772588   整理番号：09A0558382

ハーブCurcuma longaにおける2つのタイプIIIポリケチドシンターゼによるクルクミノイド生合成

Curcuminoid Biosynthesis by Two Type III Polyketide Synthases in the Herb Curcuma longa

著者 (4件)： KATSUYAMA Yohei (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  KITA Tomoko (House Foods Corp., Chiba, JPN) ,  FUNA Nobutaka (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  HORINOUCHI Sueharu (Univ. Tokyo, Tokyo)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 284  号： 17  ページ： 11160-11170  発行年： 2009年04月24日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウコンからタイプIIIポリケチドシンターゼ(PKS),ジケチドCoAシンターゼ(DCS)及びクルクミンシンターゼ(CURS)遺伝子をクローニングし,異所発現により特性化した。DCSとCURSはアミノ酸レベルで62%の相同性を示し,保存Cys-Asn-His触媒性トリアッドを有していた。DCSはフェルロイルCoAとマロニルCoAの縮合によるフェルロイルジケチド-CoA形成を触媒し,CURSはシンナモイルジケチドN-アセチルシステアミン及びフェルロイルCoAからのin vitroクルクミノイド形成を触媒した。マロニルCoAに対するDCSのk_cat及びK_mはそれぞれ0.67/min,8.4μMであり,p-クマロイルCoAからのp-クマロイルメテン形成に対するk_cat及びK_mはそれぞれ0.85/min及び189μMであった。フェルロイルCoA及びマロニルCoA存在下DCSとCURSを共培養すると高収率でクルクミンが生成した。ウコンにおけるクルクミン生合成経路を明らかにした。

シソーラス用語： *ウコン ,  生合成 ,  複合酵素系 ,  *アシルトランスフェラーゼ ,  酵素反応速度論 ,  基質特異性 ,  アミノ酸配列 ,  ジエン ,  フェノール類 ,  フェノールエーテル ,  エノン ,  ジケトン ,  *ポリケチドシンターゼ
準シソーラス用語： クルクミンシンターゼ

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  物質の代謝  (EH02050Q)

物質索引 (1件)： クルクミン

タイトルに関連する用語 (6件)： ハーブ ,  Curcuma ,  タイプ ,  ポリケチドシンターゼ ,  クルクミノイド ,  生合成