抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自治体規模の違いによる自家用乗用車の二酸化炭素排出量変化の要因を分析した。そのために,1999年と2005年の2時点のOD調査より推計した全国の市区町村単位の自家用乗用車の二酸化炭素排出量データに基づき,自治体規模別に排出量変化の要因を分析した。その結果,1人当り排出量は,特別区で特に減少し,政令市,中核市,特例市および人口5万人以上の一般市では減少し,それより小規模の自治体では増加する傾向が確認された。排出量減少の要因として,全自治体で,排出係数の低下とトリップ当たりの走行距離の減少が大きく寄与した。小規模自治体ほど1人当りのトリップ数や人口当たりの保有台数が増加しており,日常生活での短距離移動の増加が示唆された。