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J-GLOBAL ID：200902261310672769   整理番号：09A0124511

シリレン橋架け配位子を含む平面4核及びダンベル型8核パラジウム錯体

Planar Tetranuclear and Dumbbell-Shaped Octanuclear Palladium Complexes with Bridging Silylene Ligands

著者 (5件)： YAMADA Tetsuyuki (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  MAWATARI Akane (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  TANABE Makoto (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  OSAKADA Kohtaro (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  TANASE Tomoaki (Nara Women’s Univ., Nara, JPN)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 48  号： 3  ページ： 568-571  発行年： 2009年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 橋架けジフェニルシリル配位子を含むジパラジウム錯体,[{Pd(PCy₃)}₂(μ-η²-SiHPh₂)₂](1a)と1,2-ビス(ジメチルホスフィノ)エタン(dmpe)の混合物をトルエン中,80°Cで加熱することにより[Pd{Pd(dmpe)}₃(μ³-SiPh₂)₃](2a)と[Pd(SiPh₂H)₂(dmpe)](3a)を得た。3aと[Pd(PCy₃)₂]の反応によっても2aが生成した。X線結晶構造解析から,2aは1個のPd中心に3個のPd原子と3個の架橋Si原子が平面上に結合した[Pd₄Si₃]コアからなる平面4核錯体であることが分かった。2aは3倍量のH₂SiPh₂と反応して8核Pd錯体[(Pd{Pd(dmpe)}₃{μ³-SiHPh}₃)₂(μ-dmpe)](4a)が得られた。X線結晶構造解析から,4aは2個の[Pd₄Si₃]単位の中心Pdがdmpeで橋架けされたダンベル様分子であることが分かった。

シソーラス用語： *パラジウム錯体 ,  *橋架け錯体 ,  多核錯体 ,  シリレン ,  化学合成 ,  *分子構造 ,  結晶構造 ,  X線構造解析 ,  単斜晶系 ,  有機リン化合物 ,  四核錯体 ,  八核錯体

分類 (2件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X)

物質索引 (2件)： 1,2-ビス(ジメチルホスフィノ)エタン ,  ジフェニルシラン

タイトルに関連する用語 (6件)： シリレン ,  橋架け ,  配位子 ,  核 ,  ダンベル ,  パラジウム錯体