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J-GLOBAL ID：200902261549276628   整理番号：09A1151057

超並列準汎用計算機GRAPE-DRによる重力多体問題シミュレーションおよびLU分解

Gravitational N-body simulation and LU decomposition with the multi purpose accelerator GRAPE-DR

著者 (8件)： 小池邦昭 (総合研究大学院大) ,  藤野健 (東大) ,  福重俊幸 (K&F Computing Res. Co.) ,  台坂博 (一橋大) ,  菅原豊 (東大) ,  稲葉真理 (東大) ,  平木敬 (東大) ,  牧野淳一郎 (国立天文台)
資料名： 情報処理学会研究報告(CD-ROM)
巻： 2009  号： 3  ページ： ROMBUNNO.ARC-184,26  発行年： 2009年10月15日 
JST資料番号： Z0031C  ISSN： 2186-2583  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 超並列準汎用計算機GRAPE-DRは1チップに512個の演算要素を搭載したSIMDアクセラレータをPCに接続し,これを並列に接続したクラスタシステムである。これは従来の重力多体問題専用計算機GRAPEの発展形として使用できるように構想されたものであるが,アクセラレータ部分が専用ハードウェアパイプラインではなくプログラム可能な演算器を搭載することでより広い応用が可能であることが大きな特徴である。本論文ではアクセラレータ部で動作する重力相互作用計算と行列積計算ルーチンを実装し,1ノードでの性能評価をおこなった。現在それぞれのライブラリについて最適化を行っている。現状では重力相互作用計算では362.6GFlops(N=262144),行列積計算では635.1GFlops(M=N=32768,K=2048)の演算性能となった。これを用いてHigh Performance LINPACK(HPL)の加速を行い,演算性能値は284.3GFlops(N=34816,NB=2048)となった。(著者抄録)

シソーラス用語： *超並列計算機 ,  *多体問題 ,  SIMD ,  並列処理 ,  *専用プロセッサ ,  演算器 ,  重力相互作用 ,  *性能評価 ,  最適化 ,  ベンチマーク ,  計算機シミュレーション ,  行列積 ,  *重力多体問題 ,  改変 ,  計算機利用 ,  利用

分類 (4件)： ディジタル計算機方式一般  (JC02010O) ,  統計力学一般,多体問題  (BA08010Q) ,  専用演算制御装置  (JC04030Y) ,  計算機システム開発  (JD02010R)

タイトルに関連する用語 (6件)： 汎用 ,  計算機 ,  GRAPE ,  重力多体問題 ,  シミュレーション ,  LU分解