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J-GLOBAL ID：200902261923291067   整理番号：09A0279564

自動車用コーティング剤

著者 (3件)： 河野清繁 (スリーボンド 研究開発本部) ,  高山盛隆 (スリーボンド 研究開発本部) ,  高山真樹 (スリーボンド 研究開発本部)
資料名： Three Bond Technical News  (Three Bond Technical News)
号： 70  ページ： 1-8  発行年： 2008年01月01日 
JST資料番号： L2210A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ボディー・ホイールコーティング剤,フロントガラス撥水剤およびタイヤコーティング剤などの自動車用コーティング剤を紹介する。ボディー・ホイールコーティング剤はポリシラザンという素材を用い,水をはじかない(低撥水性)ことによってウォータースポットや汚れを防ぐものである。フロントガラス撥水剤はパーフルオロアルキル基を有するシラン化合物とオルガノポリシロキサンを含有する液剤で,加水分解により生じる反応性の高い官能基によってガラス表面と反応することでパーフルオロアルキル基を有するシラン化合物がガラス表面に導入され,低い臨界表面張力を得ることができ,その結果,表面の撥水性が向上する。タイヤコーティング剤はタイヤ表面に反応性樹脂皮膜を形成するタイヤの保護コーティング剤で,タイヤを紫外線などの劣化要因から守り長期にわたりタイヤの黒さを維持する。

シソーラス用語： 自動車窓 ,  *防水材料 ,  ポリシラザン ,  耐性 ,  有機フッ素化合物 ,  タイヤ ,  自動車 ,  耐久性 ,  撥水加工 ,  保護膜 ,  *被覆材 ,  ボディシェル ,  ウインドシールド ,  車輪 ,  防汚加工 ,  防汚性
準シソーラス用語： タイヤコーティング剤 ,  フロントガラス撥水剤 ,  防汚コーティング剤 ,  *撥水剤

分類 (2件)： 自動車保守・整備  (QG09000T) ,  顔料・塗料一般  (YJ03010F)

引用文献 (6件)：

• 小笹健仁ら: 応用物理学関係連合講演会講演予稿集, 54(2), 868, 2007.
• Iwamoto Y. et al: J. Eur. Ceram. Soc., 25 (2/3), 257, 2005.
• 日本オートケミカル工業会編: 平成17年度オートケミカル製造業実態調査報告書, 2006
• W. A. Zisman: Ind. Eng. Chem., 55(10), 19, 1963
• 特許第2814259号

タイトルに関連する用語 (2件)： 自動車 ,  コーティング剤