抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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宇宙大型構造物の構成要素として有望な,複数セルからなるインフレータブル構造であるマルチセルインフレータブル構造,特に密封型マルチセル構造に対して,要素試験として各種膜材によって成型したマルチセルシートに対し,長期にわたる真空環境実験を行い,ガスリーク量見積りを目的として長期真空環境下において実験を行い,そのガスリーク特性を評価した。さらに,内圧変化の影響を解析するために,数値シミュレーションを行った。その結果今回試験を行ったマルチセルシートでは,ガスバリア性において,2カ月の真空環境下でのセル高さの変化率を10%以下にできることがわかった。数値シミュレーションにより,内圧の変化に応じて各セル間の接触状態の変化を明らかにした。