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J-GLOBAL ID：200902262913315045   整理番号：08A0328543

水中パルスパワー放電を用いた有機色素脱色のバブリングによる高効率化

Improvement of Efficiency of Decolorizing Organic Dye Using Pulsed Power Discharge by Air Bubbling

著者 (4件)： 須貝太一 ,  鈴木文刀 ,  南谷靖史 ,  東山禎夫 (山形大 大学院理工学研究科)
資料名： 静電気学会誌  (Journal of the Institute of Electrostatics Japan)
巻： 32  号： 1  ページ： 19-24  発行年： 2008年02月29日 
JST資料番号： S0175A  ISSN： 0386-2550  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 有機色素を含む水に気泡を発生させ脱色を行い,その系にパルス放電を行って実験条件の影響を検討した。電極は金属メッシュ円筒と円筒中心部の金属棒により構成した。色素としてインジゴカルミンを用い,610nmにおける吸光度を測定して濃度を決定した。この結果,気泡の発生により脱色速度は気泡のない場合に比較して15倍以上大きくなった。気泡径を小さくするほど脱色率が大きくなった。水面上に露出している電極部分の長さが在る程度まで大きくなるほど脱色度が大きくなった。これらの効果は,活性種の発生効率の増加及び気液接触面の増加などによるものである。

シソーラス用語： *パルス放電 ,  有機顔料 ,  *廃水処理 ,  *バブリング【化学装置】 ,  電極 ,  脱色 ,  気泡径 ,  気液接触 ,  スルホン酸 ,  窒素複素環化合物 ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  ジケトン ,  診断用薬
準シソーラス用語： 有機色素 ,  活性種

分類 (2件)： 下水,廃水の化学的処理  (SC03050W) ,  下水,廃水の物理的処理  (SC03040L)

物質索引 (1件)： インジゴカルミン

引用文献 (14件)：

• FELLEBERG, G. 人類未来のための環境化学. 2002, 81-116
• タクマ環境技術研究会. 水処理絵とき基本用語. 2000, 70-71
• 野村滋男. 水質汚濁と高度処理技術-3次処理技術とその応用. 1986, 15-25
• 牧豊. 水質汚濁と高度処理技術-3次処理技術とその応用. 1986, 162-195
• 伊藤泰郎. オゾンの不思議. 2000

タイトルに関連する用語 (7件)： 水中 ,  パルスパワー ,  放電 ,  有機色素 ,  脱色 ,  バブリング ,  高効率化