文献

J-GLOBAL ID：200902263034520294   整理番号：09A1053232

フェムト秒レーザーを用いたレーザーピーンフォーミングによる薄板の曲げ加工

Thin-Sheet-Metal Bending by Laser Peen Forming with Femtosecond Laser

著者 (4件)： 鷺坂芳弘 (静岡県工業技術研究所, 浜松工業技術支援センター) ,  神谷眞好 (静岡県工業技術研究所, 浜松工業技術支援センター) ,  松田稔 (静岡県工業技術研究所, 浜松工業技術支援センター) ,  太田幸宏 (静岡県工業技術研究所, 浜松工業技術支援センター)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 50  号： 584  ページ： 868-872 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 標記曲げ加工を行い,試験片の拘束条件と照射条件の曲げ加工への影響を調査した。純アルミニウム板材を試験片として使用し,チタンサファイア発振のフェムト秒レーザーを再生増幅器で増幅して用いて曲げ加工試験を行い,以下の結論を得た。1)加工中に薄板に弾性的予備曲げを適用することで曲げ効率が向上する。2)水中では集光点より光源側で曲げ効率が最大となり,フルエンスが高くなる集光点付近からその奥側では曲げ効率が低下する。3)空気中ではフルエンスが高く,スポット径が大きいほど曲げ効率が向上する。4)照射するピッチを変更してもほとんど曲げ効率には寄与しなかった。

シソーラス用語： *成形 ,  曲げ加工 ,  薄板 ,  金属板 ,  パルスレーザ ,  フルエンス ,  フェムト秒レーザ ,  *レーザフォーミング ,  アルミニウム板

分類 (2件)： 塑性加工一般  (WC04010P) ,  レーザの応用  (BD04100V)

引用文献 (11件)：

• 近藤一義. 塑性と加工. 2001, 42, 489, 1008-1013
• BAUGHMAN, D. L. Machine Design. 1970, 42, 27, 156-170
• 向井成彦. レーザー研究. 2005, 33, 7, 444-451
• Lawrence Livemore National Laboratory. Science and Technology Review. 2003, 16-17
• 鷺坂芳弘. 平20塑加春講論. 2008, 325-326

タイトルに関連する用語 (3件)： フェムト秒レーザー ,  薄板 ,  曲げ加工