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J-GLOBAL ID：200902263111579604   整理番号：09A0942498

固体NMR分光法による配向した二分子層中の膜結合性ペプチドとタンパク質の構造解明

Structure elucidation of membrane-associated peptides and proteins in oriented bilayers by solid-state NMR spectroscopy

著者 (1件)： NAITO Akira (Graduate School of Engineering, Yokohama National Univ., 79-5 Tokiwadai, Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, JPN)
資料名： Solid State Nuclear Magnetic Resonance  (Solid State Nuclear Magnetic Resonance)
巻： 36  号： 2  ページ： 67-76  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： W0483A  ISSN： 0926-2040  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 磁気的に配向した二分子層系を用いた固体NMRは,脂質二分子層に結合したペプチドとタンパク質の構造と配向に関して有用な情報を与える。磁場に沿った脂質二分子層の秩序化は2つの方法で達成できる。第一に,平らなガラス板の間に脂質-水分散を押しつけることにより脂質は巨視的に配向し,これは機械的に配列させた膜と呼ばれる。2番目は,脂質分子がそれ自身,バイセルや磁気的に配向したベシクル系を形成することによりその反磁性異方性のために磁場中で自発的に配列できる。膜に結合したペプチドとタンパク質の構造と配向は,ケミカルシフト振動のような異方的なケミカルシフト相互作用あるいは双極子波のような核双極子相互作用およびPISAホィールのようなそれらの組み合わせから得られた構造的制約を解析することにより達成できる。そのような配向した二分子層中のいろいろな種類の膜ペプチドとタンパク質の詳細な構造を解明した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *膜タンパク質 ,  *ペプチド ,  *脂質二分子膜 ,  規則化 ,  *分子配向 ,  磁場効果 ,  配列 ,  分子集合体 ,  ベシクル ,  双極子相互作用 ,  リン脂質 ,  炭素13NMR ,  化学シフト ,  吸着平衡 ,  バイセル ,  分子配列
準シソーラス用語： 膜結合ペプチド

分類 (3件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  生体膜一般  (EF04010G) ,  固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 固体NMR分光法 ,  配向 ,  二分子層 ,  膜結合 ,  ペプチドとタンパク質