抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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連続した気孔を持つ多孔質体には,湿式フィルタのように水などの流体を用い多孔質材料を湿らせた状態で使用するもの,接着剤を用い粒状材料を固めたものがある。このように,多孔質材料を湿らせたものは,含水率および多孔質材料の厚さにより吸音特性が変化する。そのため,目的とする周波数を吸音するには,その特性を知り,条件を最適に制御する必要がある。本研究では,粒状材料(中実ガラスビーズ)を層状とし,各条件における体積含水率および厚さにおける音響特性の変化について垂直入射吸音率の測定を行った。また,Biotパラメータの一つである迷路度(Tortuosity)の測定を行なった。これにより,粒状体表面が濡れて空隙が狭まった場合の吸音率および迷路度の変化が明らかになった。(著者抄録)