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J-GLOBAL ID:200902263422884931   整理番号:09A0800193

Agナノ粒子のレーザ焼成特性への波長効果

Influence of Wavelength on Laser Sintering Characteristics of Ag Nanoparticles
著者 (7件):
資料名:
巻: 59th Vol.3  ページ: 1579-1584  発行年: 2009年 
JST資料番号: H0393A  ISSN: 0569-5503  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Agナノ粒子ペーストを用いた配線とポリイミド膜上でのそのレーザ焼成特性への波長効果について調べた。その焼成に,CW Nd:YAGレーザ(1064nm波長),CWレーザダイオード(980nm波長),CW緑色レーザ(532nm波長)とCW Ar+レーザ(488nm波長)を用いた。集束イオンビーム(FIB)観測と引張り-せん断試験により,焼成機構とポリイミド基板との密着性を詳細に調べた。ペースト上で高吸収を有するレーザ波長は,可視光範囲即ち約420nmであり,近赤外レーザと比べ,焼成したワイヤとポリイミド基板間で高接着強度を得た。可視レーザにより焼成したAg微細構造は,近赤外レーザより多孔質であった。近赤外レーザにより焼成したAgワイヤの比抵抗は,可視レーザより小さかった。これらの結果を吸収スペクトルの差により説明できた。低電力出力の可視レーザの場合,急速なメタライゼーションがペースト表面から進行した。このペースト表面からの急速なメタライゼーションが溶剤と分散剤の蒸発を困難にし,大型孔をもつ不充分な焼成を生じた。対照的に,少吸収度の近赤外レーザは,基板を最初に加熱し,次に,容易な蒸発が構造を高密化するように,メタライゼーションがペースト表面まで発達した。レーザ焼成Agワイヤは,電気炉内で硬化した場合と殆ど類似した特性(比抵抗を除く)を示し,比抵抗は,電気炉内硬化より2倍高抵抗であるが,低比抵抗を得た。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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固体デバイス製造技術一般 
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