文献
J-GLOBAL ID:200902263606727448   整理番号:08A0391639

Alternaria brassicaeは発芽胞子で宿主の葉上において宿主特異的蛋白質毒素を生産する

Alternaria brassicae Produces a Host-Specific Protein Toxin from Germinating Spores on Host Leaves
著者 (7件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 458-463  発行年: 2008年04月 
JST資料番号: B0404B  ISSN: 0031-949X  CODEN: PHYTAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Alternaria brassicaeおよびA.panaxは宿主特異的蛋白質毒素ABトキシンおよびAPトキシンを宿主葉上の発芽胞子で生産する。ナタネgray leaf spotの病原菌Alternaria brassicaeにおける宿主特異的蛋白質毒素の生産とその生物活性および化学的性質を調べた。A.brassicae胞子懸濁液をキャベツ(B.oleracea)葉上で保温して48時間後に胞子発芽液を採集し,超濾過して10kDa以上の高分子量分画(HMW)を分離した。摘採葉検定においてHMW分画は宿主葉にのみ可視病徴を誘導し,誘導活性はプロテイナーゼK処理または60°Cで15分の加熱によって消失した。すなわち宿主特異的蛋白質毒素の存在を認めた。クロマトグラフ法で純化したHMW分画内の蛋白質毒素は宿主葉上で0.5~1μg/mlの濃度で水浸漬病徴に続いてクロロシスを誘導した。しかし非宿主葉上では50μg/mlでも否であった。この毒素をA.alternataの非病原性菌株の胞子懸濁液に添加すると宿主葉上で感染誘導活性を現して病原性菌株感染A.brassicae類似の病徴を生じた。以上からA.brassicae発芽胞子が新規宿主特異的蛋白質毒素を宿主葉上に放出することを認めてABRトキシンと名付けた。それはSDS-PAG電気泳動で27.5kDaの蛋白質として泳動し,等電点は約7.0であり,N末端の21アミノ酸配列を分析した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜  ,  菌類による植物病害  ,  微生物感染の生理と病原性 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る