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J-GLOBAL ID：200902263885844777   整理番号：09A0396805

LOKは静止リンパ球における主要ERMキナーゼであり,ERMリン酸化を介して細胞骨格再構築を制御する

LOK is a major ERM kinase in resting lymphocytes and regulates cytoskeletal rearrangement through ERM phosphorylation

著者 (5件)： BELKINA Natalya V. (National Inst. Health, MD) ,  LIU Yin (National Inst. Health, MD) ,  HAO Jian-Jiang (National Inst. Health, MD) ,  KARASUYAMA Hajime (Tokyo Medical and Dental Univ. Graduate School, Tokyo, JPN) ,  SHAW Stephen (National Inst. Health, MD)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 106  号： 12  ページ： 4707-4712  発行年： 2009年03月24日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リンパ球指向性キナーゼ(LOK)はアクチン細胞骨格の細胞膜への連結を仲介するERM蛋白質のキナーゼであることを見出した。LOKはERMに近いリンパ球細胞膜に濃縮され,その至適基質配列はERM部位と類似する好塩基性キナーゼであった。LOKキナーゼドメインを細胞に移入するとERMリン酸化は亢進され,LOKノックアウトマウス由来リンパ球ではERMリン酸化は低下した。ノックアウトマウスにおける造血細胞発生は正常であるが,ケモカインに応答してのリンパ球遊走,極性化は亢進された。

シソーラス用語： *アクチン結合タンパク質 ,  タンパク質キナーゼ ,  アクチンフィラメント ,  細胞骨格 ,  細胞膜 ,  ノックアウトマウス ,  細胞移動 ,  基質特異性 ,  リンパ球 ,  リン酸化 ,  Jurkat細胞 ,  ヒト ,  ケモカイン ,  タンパク質 ,  アミノ酸配列 ,  相同性 ,  細胞接着 ,  トランスフェクション ,  ウェスタンブロット法 ,  質量分析 ,  *ERM蛋白質 ,  アクチン細胞骨格 ,  細胞遊走 ,  エズリン ,  モエシン ,  ケモカインCXCL12 ,  細胞内膜系 ,  実験動物 ,  マウス ,  細胞結合 ,  結合 ,  バイオアッセイ
準シソーラス用語： LOK ,  SDF-1

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 静止 ,  リンパ球 ,  ERM ,  キナーゼ ,  リン酸化 ,  細胞骨格 ,  再構築