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J-GLOBAL ID:200902263968118415   整理番号:09A0384654

フラットトップ加速によるK110 AVFサイクロトロンからの単一ターン引出し

Single-turn extraction from a K110 AVF cyclotron by flat-top acceleration
著者 (11件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 033302  発行年: 2009年03月 
JST資料番号: D0517A  ISSN: 0034-6748  CODEN: RSINAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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フラットトップ(FT)加速システムを用いる,110のK数を持つ日本原子力研究開発機構AVFサイクロトロンからの,単一ターン引出しを達成した。数百MeVまでのエネルギーを持つマイクロビーム形成のために,イオンビームのエネルギー広がりを低減し,サイクロトロンからの引出し効率を増加するためである。ディー電極で第五高調周波数を用いてFT波形電圧を発生するために,FT共振器を,小型化と低パワー消費を達成するためのMAFIAコードを用いて設計した。FT共振器は,結合コンデンサを通して主共振器に結合し,55から110MHzまでの第五高調周波数の全領域をカバーした。h=1及び2の異なる加速高調波モードを用いて加速した種々のイオンビームを,FT加速によって開発した。例えば220MeVの12C5+(h=2),260MeVの20Ne7+(h=2)及び45MeVのH+(h=1)である。ビームバンチの明瞭なターン分離を,200より大きい回転数を持つ大規模AVFサイクロトロンの引出し領域で,成功裏に観測した。結果としてサイクロトロンからの高い引出し効率(95%以上)を達成した。単一ターン引出しを,入射ラインでのビームチョッピングシステムによってパルス化した入射ビームについて,サイクロトロンからのビームバンチの数を数えて確認した。260MeVの20Ne7+ビームのエネルギー広がりを,分析磁石を用いて測定した。そして我々は,FT加速後の単一ターン引出しによる,ΔE/E=0.1%から0.05%へのエネルギー広がりの低減を実証した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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円形加速器 
タイトルに関連する用語 (5件):
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