抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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情報通信技術の普及などにより,多様なネットワーク統合型分散計算環境を安価に構成できる。PCがLANで繋がれた分散計算環境を前提に,分散型システム構築用ツールキットの開発を行ってきた。プログラムをコンポーネントと呼ぶ単位で実装位置および通信を管理し,コンポーネント間の通信はC言語の関数呼び出しで記述できる。また関数はすべてスレッド機構により実行される。これを用いてマルチエージェント(MA)型シミュレーション(SIM)を構成し,MA型システムの利点や欠点を学習できるシステムを開発した。プログラムの記述方法,開発結果について,以下1)-)にて報告した。1)ツールキットを用いたMAシステム:MAシステム,ツールキット,エージェントプログラムの記述,分散形態,2)サッカーSIM:システム構成(フィールド,選手,ボール,ジャッジ・ラインズマン各エージェント),動作確認・検証,デッドロック,3)交通SIM:基本要素(フィールド,人,車,信号各エージェント),動作確認・検証。システムの実行により,与えられた問題に対応する柔軟性や,競合,デッドロックといったMAの特徴を理解・学習できた。