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J-GLOBAL ID:200902265035868386   整理番号:09A0195301

ナス果肉の多価フェノール濃度および酸化防止能

Polyphenols content and antioxidant capacity of eggplant pulp
著者 (7件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 955-961  発行年: 2009年06月01日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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同じ環境条件下で栽培された2栽培品種,Blackbell(アメリカナス)およびMillionaire(日本ナス)に属するナス試料のフェノール類濃度に対する有機および慣行農法の影響を調べた。ナス抽出物の植物化学物質を調べた結果,N-カフェオイルプトレシン,5-カフェオイルキナ酸および3-アセチル-5-カフェオイルキナ酸がナスの全フェノール類のほとんどを占めている事が分かった。加えて,凍結乾燥したナス果肉について痕跡量の3種付加的フラボノール,すなわちクエルセチン-3-グルコシド,クエルセチン-3-ラムノシドおよびミリセチン-3-ガラクトシドを初めて同定した。慣行栽培されたBlackbell品種のフェノール類濃度は有機栽培されたそれよりわずかに高いか,あるいは等しかった。しかしMillionaire有機栽培品種のフェノール類濃度は慣行栽培試料よりかなり大きかった。低密度リポ蛋白質の銅イオン介在酸化に対するナス抽出物の阻害は,同定された最も豊富に存在するフェノール類である5-カフェオイルキナ酸の濃度と高く相関していた(R2=0.9124)。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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