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J-GLOBAL ID:200902265126243281   整理番号:08A0448280

北太平洋環流振動は海洋気候と生態系変化を結びつける

North Pacific Gyre Oscillation links ocean climate and ecosystem change
著者 (12件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: L08607  発行年: 2008年04月30日 
JST資料番号: H0609B  ISSN: 0094-8276  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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北東太平洋における塩分,栄養塩,クロロフィル,多様な動物プランクトン類,および漁業資源の十年揺らぎは,最も広く使われているこの海域での大規模気候変動指数であるPDO(太平洋十年振動)とあまり相関していないことが多い。本報では,新しい気候変化パターンとしてNPGO(北太平洋環流振動)を定義し,その変動がこれまで説明されていなかった塩分,栄養塩およびクロロフィルの揺らぎと有意に相関していることを示した。NPGOの揺らぎは,塩分や栄養塩濃度を制御する基本過程である風成湧昇や水平移流の地域および海盆規模変動によって駆動される。栄養塩揺らぎは植物プランクトン濃度の同時変化を駆動し,高栄養状態に同様の変動を強制し得る。従って,NPGOはプランクトン生態系力学の駆動機構の揺らぎの強い指標となる。NPGOパターンは北太平洋を越えて拡がり,全球海水準トレンドや海面水温で見られる全球規模気候変動モードの一部である。従って,観測や地球温暖化シミュレーションで見られる様なNPGO分散の増幅は,海洋生態系の全球規模十年変化の強制においてNPGOが次第に重要な役割を果す様になることを意味している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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海洋の構造・力学・循環  ,  気候学,気候変動 
タイトルに関連する用語 (3件):
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